メダカ飼育を始めたばかりの方から、「稚魚が上手く育たない・どうしたらえーの?」という質問を頂く事があります。

そこで、稚魚の飼育についてRED★COMETの飼育方法を紹介しながら説明致します。



※RED★COMETが実際に行っている方法ですが、確実な方法とは言えません、参考程度に読んで頂ければ幸せます。

(1)種親の選定


種親を選ぶメダカは、まず健康であることr第一だと思います。常にエサを探して泳ぎ回っているような個体が、健康な卵を採卵するための条件になると思います。

健康な稚魚を誕生させるには、健康な親メダカから卵を採卵することが成功への第一歩です。

(2)孵化直後の管理


孵化したばかりの稚魚は、お腹に成長するために必要な栄養分が詰められた袋を持っています。稚魚が餌を食べるための器官は、このお腹の栄養分をすべて吸収してから機能し始めます。つまり、お腹の栄養袋が空にならない内に餌を与えても、稚魚が餌を食べることはなく、水を傷ませる原因になるということです。
稚魚は、お腹の栄養袋が空になると、上手に泳ぎ始めます。この時が、餌やりを開始するタイミングなので、よく観察して、餌やりスタートのタイミングを逃さないようにします。
餌やりスタートが遅れると、稚魚同士が共食いをしたり、餓死したりすることがあります。
餌は細かく砕いたパウダー状のものを少量ずつ与えます。

(3)針子の管理


孵化した直後からメダカらしい姿になるまでの時期の稚魚のことを「針子」と呼びます。
針子は、人間でいうと赤ちゃんですから、一度に大量の餌を消化吸収することができません。どの生き物でもそうですが、赤ちゃんは、少量ずつの食物を何回にも分けて摂取することで成長します。また、針子は小さいため、水替えができません。水質悪化は全滅につながりますので、しっかりと観察しながら餌を与える必要があります。

(4)稚魚の管理


針子が成長してメダカらしい姿となり、産卵可能なサイズ程度になるまでの時期を「稚魚」
と呼びます。稚魚になると、パウダー状の餌から、もう少し粒子が大きい餌に変更することができます。パウダー状の餌は、水が汚れやすいためです。また、稚魚になると、優しく網で掬って、水替えをすることができるようになります。
稚魚にサイズになると、個体にも抵抗力がついてきて、簡単に死ぬことがなくなりますが、まだまだデリケートな時期ですので、成魚と同じ扱いでは稚魚は耐えられません。
なるべく水替えをせずに水を持たせることが大切ですが、餌不足になると成長不良になるので、この辺の判断には、どうしても経験が必要です。自分なりのタイミングをなるべく早く掴めるよう、細かな観察が必要になります。

(5)まとめ


卵が産まれてから産卵可能なサイズになるまで、約3〜4ケ月の時間がかかります。この間
、決してサイズの大きなメダカと一緒に混ぜないことです。明らかにサイズの違うメダカとの混泳は、稚魚にかからわず、メダカにとっては大きなストレスとなり、成長が著しく遅れます。さらに、共食いを誘発し、稚魚を大きく減らす原因となります。飼育は、サイズが同じくらいの個体だけで行う事が大切です。
稚魚の育成を何回か経験して、少しずつ稚魚の様子が分かるようになると、泳ぎ方などで、餌やりのタイミングが分かるようになったり、1日数回の餌やりでも、上手く成長させることができる様になります。
これらの経験からRED★COMETが感じていることですが、採卵した「たまごっち取り」や水草を早い時期に取り上げてしまうと、隠れ家がなくなり、これもストレスになるようです。RED★COMETでは、1回目の水替えを行うまでは、採卵した「たまごっち取り」や
水草はそのまま浮かべて置くようにしています。
自分で採卵して育てたメダカの可愛さは格別です。
是非とも、1人でも多くの方にメダカを育成する楽しさを味わって頂きたいと思います。